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太陽光発電設備の主要機器について

太陽電池モジュール

太陽光で発電を行うためのモジュールで、ソーラーパネルや太陽光パネルとも言います。 複数の種類があり、発電効率や特性がそれぞれ異なります。主流はシリコン系で単結晶と多結晶があり、 単結晶の方が発電効率が良いです。

 

パワーコンディショナー(PCS)

太陽電池モジュールで発電した電気(直流)を、使用する環境に合わせた電気に変換する機器です。 (戸建て住宅用:単相三線式100/200Vの交流 / 産業用:三相三線式200V又は400V級の交流) 自立運転機能を持つPCSは、日射があれば停電を回避することができます。しかし、住宅用のモデルがほとんどで産業用は容量が小さく、自立運転機能が無いPCS製品と比べ高価になるのも難点です。自家消費型太陽光発電の場合、この自立運転機能の有無がBCP対策や補助金・助成金の活用に大きく関係します。

 

受電変設備の改築・トランスの増設

高圧受電のお客様は、既存の受電変設備の改造またはトランスの変更等の必要があります。 家庭用のお客様は、設置容量や電力会社との協議により絶縁トランスの取り付けが必要になる場合もあります。

 

PCS制御装置(全量自家消費の場合)

電気事業者の電気系統に連結した状態で施設を運用すると、 発電した電力量が消費電力量を上回ることがあれば、その余剰電力分は電力会社側に 流れます。これを逆潮流といいますが、この逆潮流を発生させないよう消費電力量に 合わせて発電を制御する装置で、PCSとの互換性も必要です。 又、逆潮流の可能性を検知してからPCSの発電を制御するスピードも重要になり、 そのスピードの差が電気代削減効果に影響します。 

蓄電池

太陽光で発電した電気を一時的に貯め、くり返し使用することができる電池(二次電池)のことです。 停電時の非常用電源としての利用だけでなく、発電しない時間帯でも、蓄えて夜間等に使用することで買電を減らすことができます。 蓄電池の種類はいくつかありますが、太陽光発電からの充電方式は主に2つあります。

  • 直流電源充電方式:太陽光で発電した電気を蓄電池に直接充電
  • 交流電源充電方式:太陽光で発電した電気をPCSで交流電源へ 変換後に充電

尚、自家消費型太陽光発電での蓄電池の導入は、目的や容量に応じて必要性の有無を含め選定する必要があります。

 

逆電力継電器(RPR)

逆潮流を検知するための機器です。 全量自家消費で系統への逆潮流を許容しない場合は、この装置の取付が必要になります。 RPRが逆潮流を検知すると発電設備の遮断機等に信号を発信して逆潮流を阻止します。

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