調査国・・ミャンマー
ミャンマーでは、田舎部は無電化率が高く、都心部は慢性的な電力不足による停電が起きています。エネルギー省などへ現状と今後の計画のヒアリングを行い、田舎部に実態調査へ向かいました。送電網などの巨額投資が必要な整備(グリッド構築)は容易ではなく、世界銀行の家電化率向上のための支援もあり、太陽光発電によるオフグリッド型の家電化が田舎部で行われていました。また、村と村が離れているためにグリッド構築が難しく、村単体によるオフグリッド型が主流でした。発電種は太陽光で、規模は概ね平均して30kWくらいで蓄電池が搭載されています。
電源整備初期段階においては、太陽光発電が最も効果的ということを改めて認識した視察でした。